今回はフライアウェイ第3戦、中国GPでした。
フリー走行、予選から好調だったのはメルセデス、フェラーリ、ロータス。
ベッテルは予選でタイムを出さず、プライム側のミディアムの新品でのスタートを選択しました。
確かに今シーズンのタイヤの扱いにくさは昨年よりも高まっているように思えますが、ベッテルの選択は積極的なものだったとは思えません。
ベッテルの必勝パターンはポールからの先行逃げ切り。
それは、レッドブルのマシンの特性上、ストレートスピードを犠牲にしてでも高いダウンフォースを生かしたコーナーでの速さを求め、1周のタイムを上げるということから、先行逃げ切りがベストと言えるでしょう。

スタートで同じくミディアムを選択したヒュルケンベルグ、バトンに先行を許す形になると、そのままザウバーのマシンを抜く事が出来ず、先行集団との差が大きくなってしまいます。
ザウバーは昨季からストレートのトップスピードはかなり高く設定してくるチームです。
DRSを使用しても抜く事が出来ませんでした。
結果的にではありますが、これが、最後のソフトでの追い上げが届かなかった事につながっているのは間違いないでしょう。

前戦のマレーシアのようにタイヤに厳しくない条件であればマシンの速さは今年もレッドブルが最速を維持しています。
しかし、タイヤにつらい状況になった時、タイヤが痛む方が早く、レースペースでは劣ってしまうという状況になっているのでしょう。
昨季のメルセデスを思い出します。
予選ではWDRSの威力で良いポジションを獲得するも、決勝になるとペースが上がらず苦戦する。
今週のバーレーンで持ち込まれるタイヤのコンパウンドに注目です。

レースはアロンソが盤石の展開を示しました。
フェラーリのレースペースはかなり良いようです。

ライコネンはフロントウイング、ノーズに傷を負いながらの2位。
さすがに元チャンピオンは速いし、巧いですね。